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低気圧と耳とメニエール。こんな時どうしてる?

更新日:2021年4月15日

どんよりと曇った空。これから雨が降るんだろうなと思うと、どうも頭が重たい。そういうときはだいたい予想通り、耳が痛くなる。酷いときは目眩のメニエールが再発。頭の奥で空調音の「ゴー」という鈍い音が鳴り止まない。3月はメニエールがチラッと顔を覗かせて、私を苦痛にさせる月でした。しかし、私はこういう時にすぐに対策を講じます。今回は、低気圧になると耳が痛い、頭が重たいといった三半規管に異常が生じやすい方にも参考となる対策をシェアします。


人と話したくないほどに苦痛。メニエールを克服したい。

メニエールになったのは、2年ほど前のこと。1度目は7月くらいだったかな、2回目は夏、3回目は秋。突発性難聴から始まって繰り返すことでメニエールと診断されるパターンだった私。自律神経は故障し、歩けばゴムまりのように弾む地面。真っ直ぐ座っているのに、目の前の人が斜めに見えたり。。。

頭の中は毎日、毎日、空調音が鳴り響いて、左耳は聞こえにくく人との会話が苦痛に。

このままでは、心も病んでしまう、というくらいにストレスを抱えていた私。


もちろん、病院に駆け込んでステロイドを飲んだり、しばらく薬を大量に飲む生活に。

ただふと、気がついたことがありました。ステロイドの薬が終わった後、貰っていた薬の効果効能を見ると、血行促進、だったり、利尿作用を促すものでした。つまり、これは漢方の得意な分野なんじゃないの?と。


そこで、目眩やメニエールに効果的だとされる漢方薬を自分の体質に合わせて探しました。すると苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)が見つかりました。体力中等度以下の人で、めまいやふらつき、のぼせや動悸があるという人に向いているという漢方です。 私の場合、脳のMRIも検査したが、三半規管の異常からくるメニエールだったので、この薬はぴたりと効きました。西洋薬と合わせて、およそ1ヶ月程度服用した頃、目眩はとたんに止んだのです。 漢方薬は懐疑的なところがあるが、植物の力は偉大だとその時感じました。西洋薬も飲んでいたので、当時はどちらの効果もあったのではないかと思いましたが、その後の養生では漢方薬だけでおさまっています。 メニエールを繰り返す人ほど「あ、来るな。これ、目眩してくるかも」という予兆を感じ取れるようになるんですね。例えば、どんよりとした曇り空や、低気圧続きの日、秋雨前線等、気候的な要素では大きく感じ取れるように(何のスキル・・・?)。そういう時に苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)は良い助けになっています。

東洋医学で、目眩にはタイプがある。


西洋医学的にはメニエールというのは、突発性難聴を繰り返してメニエールと診断される私のようなパターンもあるし、メニエールとすぐに診断されるケースもありますが、三半規管に問題があるよね、と言われます。


メニエール、目眩といっても東洋医学の世界ではタイプがあるとされています。1つは、症状的に、唾液が多く、膨満感や息切れ、嘔吐などがある場合は、水分の摂りすぎ、胃腸の機能低下でサラサラとした水分が体の中に停滞することで起きる目眩です。この場合は、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)や、沢瀉湯がいいと思いますが、ドラッグストアで手に入りやすいのは苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)です。一方で、頭部の頭重感、頭部の不快感や頭痛、胸のつかえや、口の中の粘りなどが強い場合は、粘り気のある水分(痰湿/たんしつと言います)が、頭の上に停滞している目眩です。こういった目眩には半夏白朮天麻湯(はんげびゃっくじゅつてんまとう)がオススメです。後者はとくに、湿度の高くなる梅雨の時期酷くなる傾向にあります。 漢方を用いる場合はこれらの代表的な漢方がおすすめですが、漢方薬の場合、西洋薬と併用して飲むことができるところも、嬉しいポイントです。


症状が大きく出ているときは、西洋薬と漢方を飲み、養生している時に、なんか酷くなりそうだなと思ったら漢方を飲む、など自分の体と付き合いながら過ごすと快適です。

メニエール、目眩の養生、予防どうする?


メニエールや目眩が起こったときは、自分の体に要らない水が滞っているのだ、と自覚しておく事がポイントです。また、冷えやすい方はできる限り体を冷やさないようにして、冷たい水や冷たい物を食べすぎないことも大切です。 メニエールや目眩の予防策として、普段から水分補給は水はけをよくするハトムギ、トウモロコシのひげなどのお茶を飲んだり、食べ物では小豆をはじめとする豆類、わかめなどを摂ることをおすすめします。また、体を冷やす陰性の食べ物として、砂糖を控えたり、コーヒーを控えることをおすすめします。コーヒーをどうしても飲みたい!という場合は、ホットコーヒーにしてくださいね。


目眩の症状が出たときは、テレビや音楽などの音を避けて、夜はゆっくり眠れるよう、ぬるめのお風呂につかったり、電気をオレンジ色のライトにするなど、自律神経の副交感神経がオンになるような事をしてください。 この体質は突発的に起こり、繰り返すというちょっと嫌な性質を持っています。私自身が経験しているからこそ、この体質とうまく付き合っていきたい、と心から思っています。メニエールに長年悩んでいる方をはじめ、辛い方は一度お近くの漢方薬局で相談するのも良いですし、私に連絡していただいてもかまいません。どうか、一人でも多くの方が、苦しまずにすみますように。

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